◆キャバリアの歴史
キャバリアという犬種の正式な名前は「キャバリア・キング・チャールズ
・スパニエル」と言うそうです。なんかとっても凄そうな名前ですけど、
これはキャバリアの歴史に関係があります。
時は18世紀頃、チャールズ一世と二世がこの犬種に夢中になったそうです。
特にチャールズ二世においては、その溺愛振りから国の仕事がいい加減になる
などの記録があるほど可愛がっていたとか?
そのせいで苦情や文句を言われ糾弾された・・・なんてあまり類を見ないエピ
ソードもあります。チャールズニ世の死後、その名を冠して「キング・チャー
ルズ・スパニエル」と呼ばれるようになったそうですよ。
チャールズ一世、二世に可愛がられたように、他の人々にも人気があったキャ
バリアですが平和な歴史だけではなかったようです。
数世紀の間に鼻の短めなキャバリアが生まれ、またそちらの方が人気が出てき
たことによりキャバリア本来の姿の尖った鼻は扱いが変わってきます。
同じキャバリアなのに、ただ鼻がどうかだけで差別されるというのも可哀相
ですよね?
しかし時は20世紀、アメリカでもお金持ちで知られるロズウェル・エルドリ
ッジがイギリスで鼻の尖った初期のキャバリアを気に入り、当時でもものすご
い金額の賞金をつけた事が発端となります。
その影響で多くの人がもう廃れてなくなりかけていた尖った鼻のキャバリアを
作ろうと必死になりました。
そしてその過程で尖った鼻のキャバリアの良さが改めて知られる形となり、現
在のキャバリアへの帰路となりました。
最後には「キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル」と言う名前を冠し、
1996年にはアメリカAKCでも正式に認定されたようです。
トイプードル
チワワ
ミニチュアシュナウザー
パグ
ジャックラッセルテリア
◆キャバリアの性格
チャールズ一世や二世が溺愛したように、その飼いやすさと社交性の高さは
折り紙つきのキャバリア。家庭で一緒に過ごしていく犬種としては非常に理
想的な子と言えます。好奇心旺盛で何にでも興味を示し、散歩中などはあっち
こっちに追いかけていくほど。基本的に穏やかで優しい性格で、また社交的で
知られるように非常に愛嬌もあります。また他の犬種やさらには他のペットに
まで社交的に接する犬種で、人間だけでなく他に生き物にも神経質にならず物
静かで愛情深いのが特徴です。
勿論一言でキャバリアと言っても個体差は勿論ありますし、中には臆病な子な
どもいたりします。この辺は十人十色・・・ではないですが、これも個性ですよね?
他の犬種のような無駄吠えも少ない方で、どちらかと言うと誰にでも懐きや
すいと言えますね。無駄吠えが少ないということはそれだけでも屋内犬とし
て優秀なのですが、キャバリアはそういう意味でも「キング」なのかも知れませんね。
穏やかで物静かですが、さっきも言いましたように好奇心は旺盛。
なので散歩や知らない場所に行くことが大好きです。
屋内だけの運動でも運動量としては充分かもしれませんが、キャバリアの知的好奇心
を満たしてあげるためにも色んなものに接する機会を作ってあげて下さいね。
色んなものに接する機会が多いということは、それだけでも勉強になるものですから。
ボストンテリア
マルチーズ
ポメラニアン
ダックスフンド
ゴールデンレトリーバー
◆キャバリアの毛色
名前にキングの名を冠するように、キャバリアは実にそういう経緯で呼ばれる
名称が多いようです。毛色の種類などもいくつかありますが、その一つも元々
は城の名前だったりします。一般によく見かける毛色でもありますが、ブレン
ハイムと呼ばれる毛色。このブレンハイムというのはキャバリアの飼い主が、
ブレンハイムと言う名の城に住んでた事に由来するそうです。
赤い褐色系の色と白い色の毛色の組み合わせをこう呼びます。また頭の方には
斑模様が入っていて、中でも耳と耳の真ん中にロザンジュと言われる菱形の班
が入っていると尚良しと言われていますね。
他にも黒い毛色と赤い褐色系のブラック・アンド・タン。
また赤い褐色系のみの毛色のルビー。
珍しい白い毛色、黒い毛色、赤い褐色系の毛色のトリコロール。
特にこのトリコロールは非常に貴重な毛色で、この毛色をプリンス・チャールズ・・・
なんても呼ばれるみたいですよ。全体的にタンや斑模様がキャバリアの特徴もとも
いえますが、毛色で差別なんてしないであげて下さいね。みんな同じキャバリアです
し、価値なんかは自分で決めるものであって人の評価を気にする必要なんてないです
からね!貴方のところのキャバリアも、その子にとっての世界と価値は貴方だけです。
それを忘れないで下さい。
柴犬
ビーグル
キャバリア
フレンチブルドッグ
コーギー
◆キャバリアのかかり易い病気@ 〜股関節形成不全・膝蓋骨脱臼〜
【股関節形成不全】
大型犬種に多く見られる病気の一種で、小型犬のキャバリアですがこの病気
にかかる可能性もあります。遺伝的なものも関係しているようですが、日頃の
足腰への負担や年齢の加齢による影響から引き起こされる場合もありますので
注意が必要です。特に昨今多くみられるフローリングなどはこういった犬種に
とっては滑りやすく、またその分負担もかかります。キャバリアは食事の際に
も便が緩くなる症状がでにくく、油断すると肥満になりやすい犬種ですのでそ
こにも配慮が必要になりますよ。
肥満になるほどかかる負担も増えることになりますし、また肥満は他の病気な
どの原因にもなりますので気をつけてください。バランスの取れた運動と食事、
それと負担がかからないように環境を整えるだけでもかなりの予防効果になります。
【膝蓋骨脱臼】
小型犬種に多く見られる病気の一つですね。
キャバリアもこの病気になる可能性が高く、上記の股関節形成不全と同じく足
腰への負担が原因となりやすいです。膝のお皿が正しい場所からずれてしまって、
筋力の衰えや何かの拍子に脱臼してしまいます。先天的、後天的という種類があ
りますが、先天的な子であれば生後一年以内の手術などで完治できるようです。
また後天的でも、足腰への負担がかからないように配慮することで予防になりま
すよ。フローリングにはマットなどの滑り止め。高低差はなくなるように設置の
配慮など、可愛いキャバリアのためにも工夫してあげて下さいね。
ラブラドールレトリーバー
ボーダーコリー
パピヨン
シーズー
ヨークシャーテリア